ユリス・アレクシア・フォン・リースフェルト
本作のヒロインの一人。通称ユリス。リーゼルタニア国の第一王女である。ヨーロッパの王室名鑑にフルネームであるユリス=アレクシア・マリー・フロレンツィア・レナーテ・フォン・リースフェルト(Julis-Alexia Marie Florentia Renate von Riessfeld)の名で載っている。綾斗と同じクラス。
綾斗が学園で最初に出会った人物であり、また初めて学園内での決闘を経験した相手でもある。転校してきたばかりで女性寮の存在を知らず善意で落とし物であるハンカチを届けた綾斗とは着替え姿で出逢うことになってしまう[注 2]。出逢いは最悪であったが、すぐに彼の実直で優しい人柄に気付き関係は改善、戦友に近い形を経て一人の男性として意識し始めている。周囲にライバルが多いため綾斗を奪い合うことも多いが、いざ綾斗を恋愛対象として指摘されると素直になれず意地を張って否定しがちになってしまってもいる。
沙々宮 紗夜
誕生日 02/10
CV 井澤 詩織
本作のヒロインの一人。綾斗のクラスメイトで、6年ぶりに再会を果たした幼馴染の少女[13]。遥とも親しかった。小柄な身体をしている。本人は自分の発育の悪さを気にしており、特に自身と背丈があまり変わらないのに胸が大きい綺凛に不満を持っている。《王竜星武祭》編からは髪を伸ばして大人っぽい雰囲気となっている。
感情が顔に出ることは少なく口調はぶっきらぼうだが、ノリが良く行動は積極的である。自分の恋心を勘ぐるクラスメートに銃を向けたり、見知らぬ後輩の女子と歩いている綾斗に飛びついて首を絞めるなど度々過激な行動に出る。好感を抱いている人物にはたとえ敵であってもその旨を表明したり、自分の身勝手な行動を指摘されれば謝るなど非常に素直な性格である。朝が弱く、寝坊して授業をさぼってはしばしば補習を受けさせられている。方向音痴だが勘は鋭い。
クローディア・エンフィールド
本作のヒロインの一人。星導館学園生徒会長で、綾斗を特待生として推薦した。両親は共に、星道館学園のスポンサーである統合企業財体「銀河」の上役。しっとりと落ち着いた雰囲気をまとうが、実際は腹黒い性格をしており、普段の態度はせめて外面や人当たりだけは良くしておかないといけないという考えに起因する。
刀藤 綺凛
誕生日 11/11
CV 小澤 亜李
本作のヒロインの一人で、刀藤流宗家の当主・誠二郎の娘である。普段は気弱な態度をとるが、剣技の技量が高く、剣術の話になると饒舌になる。
煌式武装を使わず、実剣の日本刀《千羽切(せんばきり)》一本で並み居る強者を返り討ちにしている。
《獅鷲星武祭》に優勝した後、父親の釈放が実現した。そして、クローディアの勧めに従い日本刀型の純星煌式武装《芙堕落(ふだらく)》と、折れた《千羽切》に代わって鋼一郎から譲り受けた日本刀の最上大業物《雛丸(ひいなまる)》を使用する。そして、綾斗と遥が《処刑刀》の脅迫に屈した後に、紗夜と共に《金枝篇同盟》に関する一連の事情を聞き、改めて協力することになる。
天霧 綾斗
誕生日 06/08
CV 田丸篤志、諏訪彩花(幼年)
本作の主人公。
クローディアから特待生枠での転入を斡旋され、姉である遥の消息を追って学園へやってくる。遥が行方をくらましてから、自分のしたいことやすべきことが分からないという悩みを抱えながら過ごしていたが、学園でユリスと出会ったことで、自分のやりたいことや成すべきことが定まっていく。
一見すると優男だが、芯の部分では掴みどころのない飄々とした少年である。しかし、何気ない会話の中から事件の核心に迫る情報を引き出すなど、駆け引きに長ける一方、根はお人好しである。
《天霧辰明流》と呼ばれる古流剣術と膨大な星辰力を駆使した戦闘スタイルで、主に学園から借り受けた四色の魔剣の一振りである純星煌式武装《黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)》を駆使して闘う。剣術をメインに戦うが、槍術や小太刀術や組討術も会得しているため、それらに対応した煌式武装や徒手での戦闘を行うこともある。《天霧辰明流》の技を放つ際には技名(技によっては口上)を口にしているが、これは幼少の頃、紗夜との立ち合い[注 1]で負けた際に、彼女の「お願い」として技名を叫ぶようになったのが理由である。五年前に姉である遥の禁獄の力により、その星辰力の大半を三段階で封じられており、全力を出すには一時的に封印を破る必要がある。解放状態での長時間の戦いはできず、普段の戦闘力は学園でも中の下であった。
プリシラ・ウルサイス
イレーネの妹で非常に珍しい再生能力者(リジェネレイティブ)。《鳳凰星武祭》に、イレーネとタッグで出場する。戦闘そのものには関与しないが、能力を生かしてイレーネへ血液供給を行う。性格は明るく真面目で、優しく芯の強いしっかり者。恋愛関連の話題には、顔を真っ赤にしてうろたえるほどの純粋さを持っている。姉の身の回りの世話を全て担っており、特に料理のスキルが高い。他所で揉め事を起こす姉を、毅然とした態度で諌めることもしばしば。
過去にアルルカントに特待献身生として売られそうになったところを、ディルクに金で買い取られた。イレーネは、その時のディルクへの借金を返済するために動いている。
《鳳凰星武祭》後は姉に守られてばかりではいられないと、体を鍛え始める。
イレーネ・ウルサイス
ディルクに妹・プリシラを救われた際の借りを返すために、彼の命令に従っている。性格はがさつで粗暴だが、根は優しく、妹のことをなによりも大切に思っている。また、曲がったことは嫌いで、敵であっても借りを作れば恩は返す。
幼いころに特待献身生として売られそうになったプリシラをディルクが金で買い戻して救ったことから、黒猫機関がプリシラを警護することを条件に彼に従っている。ディルクの命令で《黒炉の魔剣》の使い手である綾斗を潰すことを目的に《鳳凰星武祭》に出場する。
重力制御の能力を持つ純星煌式武装《覇潰の血鎌(グラヴィシーズ)》の使い手。体系的な格闘術は学んでいないが、天性の身体能力とセンスから体術にも優れる。《覇潰の血鎌》の代償は使用者の血で、通常の使用ではすぐに血が枯渇してしまうため、再生能力者の妹から血を吸うことで克服している。
樫丸 ころな
生徒会長秘書。序列外。《星脈世代》だが戦闘能力は皆無で、書類の手違いでレヴォルフへ入学することになり途方にくれていたところをディルクに拾われる。本人に自覚はないものの、実は極めて特異な能力を持った《魔女》だが、限定的な条件下でのみ発現する能力であるため、検査もすり抜け国家登録もされていない。そのため他学園からは、なぜディルクが彼女を登用しているのかを疑問視されている。
その能力は絶対に外れる予知である。占う時刻が夕方であること、占う内容をころな自身が決めること、一日に一回しか発動できないという三つの条件がある。ディルクはこれによって進行中の計画が思うように進まないことを知ると、すぐさま次の手を打つ事ができる。
オーフェリア・ランドルーフェン
17歳。史上最強とも言われている《魔女》。前々回と前回の《王竜星武祭》を制覇している。ほぼ無尽蔵の《星辰力》を持つ反面、相手の《星辰力》を奪う瘴気を操る能力の制御ができず、常に周囲へ毒素をまき散らしている。
かつてリーゼルタニアの孤児院で育ち、当時は虫も殺せないような優しい性格でユリスとは親友だった。ユリスの持つハンカチには、オーフェリアの刺繍が入っている。命に触れている実感ができることから、植物の世話をするのが好きだった。ユリスが能力使用時にイメージする花も、彼女に教わったものである。孤児院の借金の肩代わりとして、フラウエンロープ系列の研究所に引き取られた。その後、ヒルダによって人体実験の被験体とされた結果、後天的に《星脈世代》、それも《魔女》となる。その際、能力の暴走により研究所は壊滅、オーフェリアも瀕死の状態だったがソルネージュの特殊部隊によって保護される。
范星露
生徒会長。9歳。アスタリスクの中でも高い戦闘力を持ち、他校の序列一位からも別格扱いされる。三代目の《万有天羅》で、六歳の頃に武暁彗を連れてアスタリスクを訪れ、「黄辰殿」の扉を開けたことで、その称号を継承する。見た目とは裏腹に年寄りのような話し方をし、それでいて性格は奔放でとらえどころがない。
本質は戦闘狂で、常に強者との戦いを望んでいる。見どころある人物は自分で育てたくなる性分で、弟子をとっている。その指導力は秀逸で門弟五十人全員が在名祭祀書に載り、その内十一人が《冒頭の十二人》に名を連ねる程である。また、綾斗やアレマなど、弟子以外でも気に入った者のことは目に掛けている。チーム・赫夜との交流を経て歪な才の持ち主の育成に関心を持ち、私塾・魎山泊(りょうざんぱく)を開く。その際、自らの位相を変えて同時に存在することで全員に鍛錬を行っている。
門下生は武術を得意とする木派と星仙術を得意とする水派に分かれており、互いに仲はあまり良くない。
外伝『クインヴェールの翼』にも登場しており、単身で茶葉を買いに来た際に美奈兎たちと知り合い、それが縁で《獅鷲星武祭》まで鍛え上げた。
趙虎峰
木派を統括者で、星露の三番弟子。星仙術の才能がないため、水派の道士に対してはややコンプレックスがある。《通天足》は、空を翔るように走ることが可能な鋼靴型の純星煌式武装である。
生真面目な性格で、星露の奔放さに一番振り回されている。以前からセシリーには頭が上がらない。シルヴィアの熱烈なファンで、ライブにも行っている。
前回の《鳳凰星武祭》では、セシリーとのタッグで準優勝を果たしている。
戦闘スタイルは星辰力を活かした体術で、スピードでは綾斗が見た誰よりも速い。
黎沈雲
双子の兄妹。二人とも星仙術を扱う道士で、星露の門下生だけあって実力はあるものの、揃って傲岸不遜な性格をしている。自分たちに有利な状況を構築したうえで徹底的に相手の弱点を突き、一方的にいたぶる戦法をとる。黎沈華は後に大会で瞬殺され死亡する。
黎沈華
双子の兄妹。二人とも星仙術を扱う道士で、星露の門下生だけあって実力はあるものの、揃って傲岸不遜な性格をしている。自分たちに有利な状況を構築したうえで徹底的に相手の弱点を突き、一方的にいたぶる戦法をとる。黎沈華は後に大会で瞬殺され死亡する。
レティシア・ブランシャール
生徒会副会長。天戒翼(エイル・ド・アンジュ)という巨大な光の翼を操る。
プライドが高く上品な立ち振る舞いだがやや粘着質で、幼馴染のクローディアの事になるとムキになる。前回の《獅鷲星武祭》では、チームとしては勝利したものの、自身がクローディアに校章を破壊された事を根に持っている。ユリスとも旧知の仲である。幼いころにフェアクロフ兄妹と出会い感化され、剣技や口調が変化する。
アーネスト・フェアクロフ
前生徒会長。『四色の魔剣』の一振りである《聖剣》こと《白濾の魔剣》は、任意の対象のみを切断することができる純星煌式武装である。一対一を前提とした決闘剣術から発展したガラードワース流の剣術の使い手で、アスタリスク最高の剣士。前々回と前回の《獅鷲星武祭》を制覇したチーム・ランスロットのリーダー。入学後すぐに序列一位となり《白濾の魔剣》を使いこなし《獅鷲星武祭》を制覇している。在籍期間中、ガラードワースを総合一位に導いた。すでに《星武祭》ファンの間では五代目《剣聖》として浸透しつつある。
いつも笑みを絶やさない青年だが、どこか腹黒さも漂わせる。妹のソフィアがおり、クインヴェール女学園に在学している。
《鳳凰星武祭》で綾斗が戦う様子を見て、自分と同じく内なる鬼気を制御できる者だと見抜き、彼に興味を抱く。
エルネスタ・キューネ
《彫刻派》筆頭。落星工学の天才であり、自律式擬形体(パペット)の開発分野では最高峰の研究者でもある。一見すると表情豊かで無邪気な少女だが、本質はマッドサイエンティストで自分の目的のためなら手段を択ばない。《鳳凰星武祭》に、自律式擬形体のアルディとリムシィが代理出場する形でエントリーする。
《鳳凰星武祭》決勝では、アルディの敗北に伴い準優勝となった。
カミラ・パレート
最大派閥である《獅子派》筆頭で、リベリオの姪でもある。エルネスタと同じく落星工学の分野において突出した才を持つ。専門は煌式武装の研究開発で、煌式武装は汎用性にこそ意義があるという信念を持つ。
綾斗達よりも幾分か年上。エルネスタとは対照的な性格だが腐れ縁の仲で、共に《鳳凰星武祭》にエントリーしており、2体の自律式擬形体の武装を担当した。
創一が紗夜のためだけに開発した煌式武装が自分の信念に反するものとして嫌悪感を示したが、後に煌式武装の共同開発など諸々の理由で何故か紗夜と打ち解ける。
星導館学園とアルルカントが共同で進める新型煌式武装開発のプロジェクトの代表責任者である。
シルヴィア・リューネハイム
本作のヒロインの一人。前回の《王竜星武祭》準優勝者。
クインヴェール女学園の生徒会長を務めており、生徒たちの前では余裕のある優しい生徒会長だが、理事長のペトラや綾斗の前では年齢相応の子供っぽい一面も見せる。学園の戦略の一環としてアイドル活動も行い、至高の歌姫と称されている。
《魔女》であり、その能力は歌を媒介にすることでイメージを様々に変化させることができる「万能」である。得手不得手はあるものの、治癒能力を除いてあらゆる事象をコントロールすることができる。歌一つにつき効果は一つで、歌唱の長さが効果の強さに比例する。試合で使用する武装は銃剣一体型の大型煌式武装だが、初めて手にした短剣型の煌式武装で華麗な剣捌きを披露し流星闘技も難なくこなすほど戦闘力は高い。詩の蜜酒のランキングは、《獅鷲星武祭》後にオーフェリアに次いで2位となる。《星武祭》は《王竜星武祭》に絞っており、前回敗北しているオーフェリアにリベンジを果たすことを目指している。
歌と格闘技の先生であるウルスラの行方が分からなくなっており、歓楽街等を個人で捜索している。本来の髪色は紫色だが、ウルスラ探索の際はヘッドフォン型の髪飾りの機能で髪の色を栗色に変えるなどの変装をしている。