魔法少女まどか☆マギカ
2011-01-06

作品紹介

『魔法少女まどか☆マギカ』(まほうしょうじょまどかマギカ)は、シャフト制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品。2011年1月から4月まで毎日放送(MBS)ほかで放送された。略称は「まどか」「まどマギ」。

願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。先の読めない展開で、視聴者の興味を引きつけるストーリーが注目を集めた。

ストーリー

物語は、鹿目まどかが巨大な怪物によって破壊された市街地で、傷つきながら戦う少女・暁美ほむらを目撃し、白い動物のような生き物キュゥべえから「僕と契約して、魔法少女になってよ」と告げられる夢を見る場面から始まる。その直後、ほむらはまどかと同じクラスへ転校してきて、「魔法少女になってはいけない」と警告する。

その後、まどかと友人の美樹さやかは魔女の結界に迷い込み、魔法少女・巴マミと出会う。マミに救われた2人は、キュゥべえから魔法少女になるよう勧誘され、マミからは魔法少女の存在や魔女の脅威について説明を受ける。マミとの交流を通じて2人は魔法少女に強い憧れを抱くようになるが、ほどなくしてマミは魔女との戦いに敗れ、壮絶な最期を迎える。

マミの死によって、まどかの魔法少女への憧れは揺らぎ始める。一方、さやかはキュゥべえと契約して魔法少女となり、さらに新たな魔法少女・佐倉杏子が見滝原へ現れる。

第6話では、それまで魔法少女の力の源と考えられていた「ソウルジェム」の真実が明らかになる。ソウルジェムは魔法少女の魂そのものであり、契約の際にキュゥべえによって肉体から取り出された存在だった。そのため、肉体から100メートル以上離れると身体は機能を停止し、ソウルジェムが破壊されれば魔法少女は完全に死亡してしまう。一方でキュゥべえは、魂と肉体が分離していることで痛覚が軽減され、ソウルジェムさえ無事なら理論上は不死身に近い存在になれるという利点を説明するが、その事実は魔法少女たちに強い嫌悪感を抱かせる。

第7話では、さやかが自己嫌悪と葛藤から次第に自暴自棄になっていく。当初は対立していた杏子も、さやかにかつての自分を重ねて理解を示すようになる。しかし第8話で、絶望に染まったさやかのソウルジェムは完全に穢れ、杏子の目の前で魔女へと変貌する。

この出来事をきっかけに、魔法少女は絶望や憎悪などの負の感情によってソウルジェムが穢れ、その穢れが限界に達すると魔女になることが判明する。さらに、キュゥべえの正体は「インキュベーター」と呼ばれる地球外生命体の端末であり、魔法少女が魔女へ変わる仕組みも彼らによって意図的に作られたものであることが明かされる。彼らの目的は宇宙の寿命を延ばすことであり、魔法少女が希望から絶望へと変化して魔女になる際に発生する莫大なエネルギーを回収するため、人類と契約を結んでいた。

第9話では、杏子が魔女となったさやかを救おうとするものの、一度魔女になった魔法少女を元へ戻すことはできず、最終的に杏子はさやかとともに命を落とす。

第10話では、最強の魔女「ワルプルギスの夜」の襲来を前に、ほむらの正体と目的が明らかになる。彼女は異なる時間軸からやってきた時間遡行者であり、「ワルプルギスの夜」に命を落としたまどかを救う未来を求め、何度も同じ時間を繰り返して戦い続けてきた。しかし、その行動は結果として、まどかを史上最強の魔法少女、そして最悪の魔女となる可能性を持つ存在へと変えてしまっていた。

第11話で、まどかはついにキュゥべえとの契約を決意する。そして最終話では、まどかの願いによって魔女を生み出す法則そのものが書き換えられ、「ワルプルギスの夜」は消滅する。本来なら魔女になる運命だったまどか自身も世界から姿を消し、宇宙は新たな法則のもとで再構成される。

新たな世界では、魔法少女が魔女になることはなくなり、力を使い果たした魔法少女は穏やかな心のままソウルジェムとともに消滅し、その魂はまどかによって別の宇宙へ導かれるようになっていた。一方で、魔女に代わる新たな敵として魔獣が出現する。改変前の世界で命を落としたマミや杏子も生存しているが、まどかの存在は家族を含むすべての人々の記憶から消えていた。最後は、なおも戦い続けるほむらの姿が描かれ、物語は幕を閉じる。

組織と制服

キャラクターリスト