乙木 守仁
本作のもう一人の主人公。魔女の使い魔で人間化した牛と虎を先祖とする、鬼の力を持つ少年。鬼の角のように一本だけとがったくせ毛が特徴である。
先祖の古い盟約に従い、ニコの使い魔となる。1年以内にニコの身にふりかかると予言された災いを防ぐため、ニコと同居して彼女を護衛する。
生真面目で責任感の強いクールな性格だが、世話焼きで苦労人気質。同時に凝り性でもあり、ヴィンテージやカフェ巡りなどの趣味が関わると夢中になったり多弁になったりするところもあり、ケイゴとは一晩中映画の話をした後、喧嘩になり数日間口を利かなくなったこともある。少年時代に鬼の力を制御できず桃田を大怪我させ周囲から避けられた過去から、当初は他人と関わることにも自分や他人が人ならざる能力を行使することにも否定的だった。そのこともあってか非常にストイックな性分。
幼馴染のニコは護衛対象として大切にしているが、一方で特別な感情は妨げになると自らの気持ちを封じ込めているところもある。
鬼であるため怪力を発揮する能力を持つ。幼少期は力を制御できなかったが、父親から修業を受け、力をコントロールするための鬼艮術を教わっている。
基本的に表情を表に出さないが、喜怒哀楽はむしろ豊かで、ニコの魔法によってそれが露になったこともある。お笑いが好きで、笑う時だけは表情にもそれが表れる。笑いに対してはストイックで、カンシとケイゴの漫才のネタ作りや、ニコ、カンシ、ケイゴのYouTubeチャンネルのプロデュースを行ったこともある。