ウィル・セルフォルト
CV 天崎滉平/日向未南(幼年)
本作の主人公[1]。種族はリザンス。捨て子であるため、孤児院で育った。魔法学院六年生。エルファリアと塔の頂で再会するという約束を胸に、魔法学院に通っている。学院ではコレットなどの親交を持つ女性は何人か存在するが、基本的にエルファリアの事しか異性として意識していない模様。魔法至上の世界において、魔法が使えない「無能者」と呼ばれる少年。この世界の常識である「杖」を用いての魔法は一切行使できないが、類まれなる超人的な身体能力で「剣」を振るう「戦士」であり異端児。学院卒業後は、第401期生「過酷の世代」として塔では雷の派閥に所属する。
魔法が使えないとされているがそれは正しくなく、彼の身には唯一無二の「勇気」の魔法が宿っている。これは「剣」を用いて行使される彼だけの魔法であり、剣に魔法を装填する「魔剣(ウィース)」こそがウィル本来の魔法の在り方。本来彼にとって杖とは無用の長物であり、学院で彼が受けている授業とは、言ってしまえば「剣士」が杖を持って「魔法使い」の真似事を行っているのに過ぎないため、彼にはそもそもやり方が合っていなかった。この魔法は強力だが、体に対しての負荷が大きく、未成熟な幼少期にエルファリアを救うため魔剣を発動させた際には、代償に記憶の欠損が起こって当時の詳細を忘れており、そのために魔法が使えない(正確には使い方が分からない)無能者となっていた。
コレット・ロワール
種族はリザンス。「土の姫君」という綽名を持つ。魔法学院六年生。ウィルの同級生で、初期の頃は唯一の友人だった。初恋相手はウィルであり、彼の心を独占するエルファリアの事が嫌い。かつて至高の五杖を輩出したが、今は没落している土魔法の名家「ロワール家」の正統後継者。学院卒業後は、第401期生「過酷の世代」として塔では土の派閥に所属する。老人比率が非常に高い土の派閥にあって念願の若い加入者であるだけでなく、名門ロワール家の正当後継者でもあるため、姫君として扱われて内心辟易している。
リアーナ・オーウェンザウス
種族はリザンス。魔法学院の六年生で、トップクラスの実力を持つトップスリーの一角である優等生。飛竜を使った天競(スカイレース)でワークナーが持っていた記録を破った最高記録保持者でもある。優れた容姿を持ち学年首席でもあるため、完璧才女(ミス・パーフェクト)の異名で呼ばれる。しかし、非常に大食いだったりその行動には天然なところがあったりと、ちょっと抜けた一面も持つ。学年最優秀の成績を収めながらも、最上級生である6年生までずっと学院に残っていた生徒は塔に選ばれなかった「売れ残り」で「劣る者」であるという劣等感を抱えていた。学院卒業後は、第401期生「過酷の世代」として塔では雷の派閥に所属する。