加藤 茉莉香
本作の主人公。鯨座宮たう星系海明星に住んでおり、白凰女学院に通う少女。第1巻冒頭では15歳の高等部1年、第2巻巻末で2年に進学。
学業成績も宇宙機の操縦シミュレーション成績も優秀で、初等部から無遅刻・無欠席であった。周囲からは「秀才」と見られているが、親友であるマミは「努力家」であると見抜いている。父の後を継いで宇宙海賊船「弁天丸」の船長に就任した後は一時期、欠席・遅刻・早退が増えて成績も下がるが、後に上位に返り咲く。かなりのポジティブ思考の持ち主であり、目の前に危機が迫っても逆にそれを楽しむ余裕すらあるほど。
また、固定観念や常識に縛られない発想をしたり、思いついたら躊躇することなく行動を開始するといった思い切りのよさもある。弁天丸の船員達もそんな彼女に全幅の信頼を寄せている。豪華客船を襲撃するアトラクションでは、白凰女学院の制服のままのミニスカートに肩章付きの船長服という派手な衣装をまとい、ノリノリのハイテンションで臨む。この「営業」は「お客さん」に好評を博するが、本人は己の暴走に自己嫌悪に陥ることもある。
遠藤マミ
CV 小見川千明
茉莉香の友人。同級生。1巻では初等部の入学試験のときにそろって迷子になって以来のつきあいとされているが、2巻以降では中等部以来の腐れ縁となっている。喫茶店ランプ館でのバイト仲間でもある。
茉莉香が宇宙に出て置き去りにされた形になるが「私は港ですから」と意に介さず交友を続け、気難しいチアキをも人柄で丸め込み、「宇宙では、チアキちゃんが私の代わりだよ」と言い含めた。
チアキ・クリハラ
白凰の海森星(うみのもりほし)分校の生徒。茉莉香と同学年。まっすぐな黒髪に鳶色の眼、色白の肌の持ち主。一見クールで冷徹な性格だが、実際はツンデレでしかも天然である。茉莉香が船長就任を要請された直後に本校に転校してきた。が、1巻のエピソード後に一度去り、3巻でまた海明星に戻ってきている。
海賊船バルバルーサ船長ケンジョー・クリハラの娘。茉莉香と同じく海賊見習い。海賊としての自覚と常識を欠く茉莉香の言動にあきれることもたびたび。茉莉香には「チアキちゃん」呼ばわりされ、その後マミやヨット部一同からも同様に呼ばれる。その都度「『ちゃん』じゃない!」と抗議するがまったく効果はない。
白凰海賊団では、サーシャ、ヤヨイと共に動力を担当。「営業」時には弁天丸に残留していたが、グロリアス・クールフ襲撃時には巫女のコスプレで乗り込み、ジュナイ達の悪行(?)に激怒してブラスターを乱射し、一人で彼らを蹴散らして日頃の鬱憤を晴らした。また、ディンギーの扱いにも長けており、第19回ネビュラカップで優勝している。
普段は抑制的だが本当は茉莉香以上に海賊的な性格をしており、下手に機会に恵まれようものなら自分を抑え切れず行き着く所まで行ってしまう。基本的にやってしまってから後悔するタイプで、自分の所業を後から恥じて悶絶することもしばしば。