榛葉 邑那
7月14日生まれ。学院内にある温室にいることの多い、「温室の主」といえる存在の学院生。一人称は「わたし」。
紅茶を入れるのが得意で、温室に来た司や学院生によく振舞う。カップはヘレンド磁器を愛用している。
常に柔和な表情をしているが、その一方で物事を大所高所から見下ろすような態度を見せたり、謎かけのような言動を取ったりすることもある。
「ゲスト」と呼ばれる生徒の一人。「ゲスト」とは何らかの事情で学院を卒業しない(あるいはできない)生徒達のことで、名簿からは存在を抹消されており、住居も扉で隔てられた学生寮の3階であったりと特別な存在となっている。彼女たちが自らの意志で学院に留まり続ける限りは干渉しないのが暗黙の了解。
実は陽道グループの総帥である蘆部源八郎の孫で、同時に愛人でもある(しかし、源八郎の意向で処女を保ったままになっている)。理由は先立った源八郎の妻に生き写しだったためで、戸籍上はその妻の名前である「蘆部茜」となっている。またその経緯から蘆部一族の中では異端の者と扱われており、彼らの目と源八郎の手から逃れるために学院内に隔離されている。