基本資料 | Information
八木山地区は、仙台市内で比較的早くから造成された住宅地であった。その為、八木山中学や長町中学等が仙台市内でも有数のマンモス校になり、将来大学進学を希望する生徒を受け入れる為に、創設された。
同じような理由で創設されたのが、北学区の泉高校や泉館山高校だが、泉地区の住宅造成は八木山地区の後であり、学校創設もそれに従った。仙台一高や第二女子高が、南学区の進学校だったが、第三女子高の進学実績が不振だったこともあり、一高、二女には及ばないながらも、将来大学進学を希望する男女生徒を受け入れる高校として存在することになった。 他の進学校に習い制服は存在せず、これに代表される自由な校風を目指したのが特徴的である。(但し、校内用の指定サンダルがある)各学年普通科4学級、理数科1学級、計5学級であり、県内の全日制高校の中では小規模である。 校舎はJR仙台駅より西南2.5kmの距離にあるが、八木山の丘陵に位置するため広瀬川左岸の河岸段丘に広がった中心市街地を一望することができる。文化祭「向陵祭(こうりょうさい)」の名は、八木山の丘陵にあることからそう呼ばれている。バス通学者が多いのも特徴。
創立から10年ほどまでは、当地にあった戦前の旧制宮城県女子専門学校の木造2階建校舎をそのまま転用して使用していた。
「自律・和敬」の校訓のもと、文武両道をうたっており、部活動では吹奏楽部、放送部、演劇部、サッカー部、陸上部、水泳部、テニス部が県、東北、全国大会に出場している。吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクール東北大会に22回出場し17回金賞受賞、内6回の全日本大会出場を果たしており、演劇部は県大会に出場し、最優秀賞を受賞している。