作品紹介
『裏切りは僕の名前を知っている』(うらぎりはぼくのなまえをしっている)は、小田切ほたるによる日本の漫画作品。通称『裏僕』。『月刊Asuka』(角川書店)にて、2005年11月号から2017年6月号まで連載された。
10巻は限定版(特装表紙、ドラマCD、トートバッグ)が通常版に先行して予約発売された。11巻発売時には単行本帯に全巻違った着ボイスをダウンロードできるQRコードが付随した。
2010年4月11日から9月19日までテレビアニメが放送された。また、ゲーム化に加え、3度にわたり舞台化された。
本作は耽美な世界観のもと、輪廻転生を繰り返しながら悪魔と戦う人々を描いた、基本的には女性向けの作品である。作者が腱鞘炎等の治療に専念するため長期休載していたが、2017年に一旦完結した。
ストーリー
千年以上昔の『黄泉の落日』から敵対関係にある、特殊能力を持つ『祇王一族』と『悪魔(デュラス)』。その戦いは数百年ごとに繰り返されていた。
養護施設で生活する天涯孤独な高校生・桜井夕月は、時折触った相手の感情を読める特殊な能力を持っていた。そんな彼の前に現れた、どこか懐かしさを感じる美貌の青年『ゼス』。ゼスは夕月に、死を招く紅い月の夜、“ワルプルギスの夜”には外に出てはならないと忠告する。
ある日、夕月のもとへ祇王天白と名乗る人物が訪れ、夕月が特殊な能力を持つ一族・『祇王家』の人間であること、自分達の仲間の所へ来てほしいということを告げる。当初は拒む夕月だったが、自らの運命を受け入れ、祇王一族と共に『悪魔(デュラス)』と戦うことを決意する。