作品紹介
『一騎当千』(いっきとうせん)は、塩崎雄二による日本の漫画。および、それを原作とした関連作品群。
連載は当初はワニブックスが運営する媒体で行われていた。開始時(2000年)より2015年までは紙媒体の漫画雑誌『月刊ComicGUM』。同誌が2015年7月号(5月26日発売)一時休刊した後はweb媒体に移行し、『ComicGUM』の公式サイトで同年6月から「連載」(アップロード)を継続。同年8月から同サイトが「WEB Comic Gum」として正式にWeb漫画サイトにリニューアルした後は、引き続き同サイトで他作品と共に連載作品の1つとなっていた。同年9月、少年画報社発行の『ヤングキングアワーズ』に移籍した上で連載を継続することが発表され、同年11月発売の同誌2016年1月号より『真・一騎当千』(しん・いっきとうせん)と改題の上で連載開始となり、この時に以前のシリーズの版権も少年画報社に移管している[要出典]。『アワーズ』の連載は2024年8月号にて終了し、同社の『ヤングキングBULL』に移籍して2024年2号より連載されている。2015年3月時点でコミックス累計発行部数は400万部を突破している。
ストーリー
いわゆる「現代版三国志漫画」の1つであり、『三国志』を題材とした作品では珍しく呉勢力を主役とする格闘漫画である。
『三国志』の英雄たちの魂が封じ込められた勾玉を持ち、彼らの宿命を受け継いだ現代の高校生たち(作中では「闘士」と呼称される)が、激闘を繰り広げる。主人公である17歳の女子高生・孫策伯符をはじめとする闘士たちの名前は、『三国志』や『三国志演義』の登場人物から採られている。また、闘士たちの性別は英雄たちの性別とは完全一致しておらず、大半は女性となっている。
物語の内容は、『三国志』および『三国志演義』の内容を基に構成されており、それぞれ分割すると「孫策伯符バトルデビュー編」「大闘士大会編」までが後漢末期、「赤壁の戦い・天下統一争奪戦編」から三国時代に割り当てられる。赤壁の戦い終盤の直後には、日本史の人物の名とその魂が封印された「刀の鍔」を持った関西の闘士・「柳生三厳」をはじめとしたキャラクターも登場する。こちらは日本史の年代がバラバラの人物となっている。
世相の風刺ネタや連載当時の流行、それより古いネタなどが盛り込まれているほか、コメディ風のお色気や女性たちのヌードなどの際どいシーンが自然的な背景の一環としてふんだんに描かれているが、極端な性的描写は含まれていない。なお、前述の激闘による流血などの残虐描写は一部盛り込まれている。
作者の絵柄の変化に伴い、赤壁の戦い中盤あたりからキャラクターたちの容姿が大幅に変化している。