宮古島市立上野中学校(宮古島市立上野中學校)

宮古島市立上野中學校

上野地区(旧上野村)は,沖縄本島からおよそ300km南西にある宮古群島の主島である宮古島の東南部,北緯24度44分,東経125度20分に位置し,北西には武勇で知られる大嶽按司の居城跡の在る野原岳(現在航空自衛隊宮古分屯基地)を隔てて,城辺地区(旧城辺町)に接し,西は下地地区(旧下地町),北西は平良(旧平良市)に接している。南方方は,紺碧の太平洋に臨み,変化に富んだ美しい海岸線が続き,東に風向明媚なシギラ浜,南に上野地区民が誇る博愛発祥の地宮国ンナト浜を擁している。(上野村誌より引用)
 前述の博愛発祥の地と呼ばれる所以は,1873年(明治6年)7月,ドイツ商船ロベルトソン号が台風に遭い,上野宮国沖合で座礁。これを発見した住民が荒れ狂う海に小舟を漕ぎ出して乗組員を救助した。このことに感激したドイツ皇帝ウィルヘム1世は1876年,住民の博愛精神を讃えるために「博愛記念碑」を建立した……この史実を今日に伝えるために観光テーマパーク「うえのドイツ文化村」が宮国海岸にそびえ立っている。
 また本地区には,環境省レッドデータブックに指定されたツマグロゼミの生息地としても有名である。日本国内では宮古地区と八重山のみに生息し,宮古においても新里地区の限られた狭い地域だけに見られる。現在新里地区に増殖施設作り保護をしている。
 本校は1948年4月12日に新学制施行により新里中学校として創立した。
 同年8月に下地村から分村して新自治体として上野村が創立したため,校名を上野中学校と改称し,一村一校となって村ぐるみで教育振興を進めてきた。
 2005年10月に,平良市・城辺町・下地町・上野村・伊良部町の平成大合併により,宮古島市立上野中学校となる。
 学校内外の教育環境は緑豊かであり,生徒の情操教育に大きな役割を果たしている。校内においては,生徒と職員が協力し合い年間を通して四季折々の草花を咲かせている。特にブーゲンビレアは,旧上野村花木であったことから,その栽培に力を入れていて,その鉢数と種類は沖縄県下においてトップではないだろうか…。毎年11月に開催される本校恒例の「ブーゲンビレアまつり」に来校することをお勧めします。

制服介紹 | Uniform Intro

校園 | Campus

上傳校園照片
本校尚無照片,歡迎提供照片上傳